中2のときに好きな人を友人に取られ、それを自慢された話
今だから笑って話せる内容だが、当時の私にとって嫉妬でしかない思い出。
この話をする前に、中1のころの話をしておこう。
その子は私と同じクラスで同じ委員会だった。おそらく中学に入って一番最初に好きになった相手だった。部活は女子バレー部。純粋に可愛いということが印象的だった。
委員会が同じということで話すようになった。委員会の時間になると席が隣になるので楽しみでしかなかった。
そんな様子を知っていた小学校から同じクラスで中学になってから違うクラスになってしまった友人は、冷やかす感じで応援をしてくれていた。その友人こそが中2のときに私が憎む相手になろうとはその時は全く思わなかった。
私が好きだということはクラスの女子の一部に知られ、宿題帳をわざわざくっつけられたりと冷やかされながらも応援されていた?
7月にあった宿泊学習ではキャンプファイヤーで一緒にダンスも踊った。その時は本当に幸せな時間だった。
ただ、当時の私は何かアクションを起こすということはできなかった。
時は過ぎて中学2年になったときのことだった。クラス替えをして好きな人とはクラスが変わり、例の小学生のときに同じクラスだった友人が同じクラスになった。
小学校以来の同じクラスで懐かしいなと感じた。
新しいクラスにもなれ+てきたある日のこと。友人がクラスの男子に囲まれなにやら話していた。行ってみると、どうやら彼女ができたみたいで、その彼女からの手紙をとられて読まれていたみたいだった。まぁ中学生の男子の間ならあることだろう。
私も内容が気になって中身を見てみたら…………
その手紙の相手は私が中学1年の時から好きだった女子からのものだった…。
手紙には彼女のメールアドレスが書かれていた。
友人が手紙を取り返しに来て
「返せよ。羨ましんだろ(笑)」と言ってきた。もう状況が分らなかった。
それからというものの、その彼と彼女とのやり取りした手紙がなぜか私にも見せられるようになった。
その手紙を見る男子たちの輪の中から「〇〇←私の名前 にも見せなきゃな(笑)」
と冷やかしの声とともに私にも内容が伝わってくる。
しかし実際には手紙自体は見せてもらえず、口頭で
「この前キスしちまったよー」などといくどとなく自慢私に言ってくる。
ちなみに、この時期以降から、私の恋愛感情の時間はストップしている感覚がある。
今となってはまぁ笑い話かな。
文章を思ったまま一気に書いたからうまくまとまってないかもしれないけど。
懐かしき苦い思い出。
今考えれば、その友人が頑張って作った彼女なのだから、何も頑張らずに眺めていただけの私が何か言えるのでは立場ではないかもしれないなと思う。